
連合農学研究科は、全国の6つ設置された農学系博士課程の研究科です。
昭和60年に農工大、愛媛大に設置されて以来、現在では17の国立大学農学部、農学研究科がこれに所属し、
協働して農学分野の教育と研究を行っています。
17大学の農学系学部が連携することにより、農学に関わる広範な研究領域を網羅した指導体制を提供します。
博士課程に学ぶ学生は、各大学で少人数であるのが現状です。分野毎の教員数も1大学のみでは少ないため、大学の壁にとられていては学生が求めている新しい知識を得ることはできないかもしれません。連合大学院ではこういった状況を打開するため、17大学が協働してインターネットを活用した講義や研究指導を行っています。
連合農学研究科では、学生や修了生が行った研究の成果を総説として世界に積極的に発信するため、e-Journal総説誌Reviews in Agricultural Science を2013年から発行しています。ニッチな分野が多い農学研究の成果を若手の研究者が自身の研究成果を積極的に世界に発信できるよう支援します。